2004-03-18 第159回国会 衆議院 外務委員会 第8号
まず、昭和三十一年の八月の公文書でございますけれども、当時の在ドミニカ共和国の吉田公使が、移住船の中で、船の中で、移民の方たちに訓辞をした講話の記録がございます。
まず、昭和三十一年の八月の公文書でございますけれども、当時の在ドミニカ共和国の吉田公使が、移住船の中で、船の中で、移民の方たちに訓辞をした講話の記録がございます。
○説明員(穂崎巧君) 先ほど御指摘のありました移住船の点は、確かにそういう方がおったことも事実でございましょうし、同時に、移住船には海外移住事業団の方も乗っておりますわけでございます。移住事業団の方は専門家でございますから、これはもちろんでございますが、われわれ外務省の中に移住の専門家ももちろんおるわけでございます。
この移住行政に対する専門家の養成、私は、かつてだいぶ前のことでございますが、移住船に乗りまして海外に移住して行かれるところの人たちの状態を見たのであります。私は、神戸から横浜まで移住船に乗ったんであります。どうも外務省からついて行っておられる方が専門家でない。
それから、現在、日本−北太平洋海岸−南米東海岸航路には、旅客船として、移住船を兼ねたぶらじる丸、あるぜんちな丸の二隻が就航しております。このほか、見本市船であるところのさくら丸、これが見本市開催時期を除き本航路に就航いたしております。この三隻で、年間約四千人の観光旅客を輸送しておりますので、これらを通じて観光を振興いたしたいと考えております。
この場合の国家助成といたしましては、利子補給金、三国間輸送助成費、移住船補助金、猶予利子、猶予利子が行なわれました結果、それが元本償還に充てられる、そういうことによるところの金利効果、こういうようなものを見込みまして四百六十億八千三百万円でございます。
今年度はどうかというと、今年度は、もうすでに最終移住船が出てしまったのですから、それを加えると大体予定は八百八十六人程度のようですから、全部で六万には達しないわけであります。それで、三十二年、それから三十三年あたりが一年間に七千五百九十四名、三十四年が七千四百三十三人、三十五年が移住者一番多い年でありましたが、八千三百十六人送出されておる。
第三に、移住船の運航費補助として大阪商船三井船舶株式会社に対し四億六千五百十二万六千円を交付いたしました。これにより、わが国の移住計画に基づく移住者輸送の円滑な遂行をはかりました。 第四に、離島航路整備法に基づき三十航路を経営する事業者に対し離島航路補助として五千九百九十万三千円を交付いたしまして、離島航路の輸送力を確保し、民生の安定と向上に寄与いたしました。
○廣田政府委員 いまの運賃の補助の問題でございますが、これはもちろん例の大阪商船のぶらじる丸とあるぜんちな丸を移住船に改装いたしましたときに、その際に運輸省から出たもので、そうして移住者が全部乗らないであきがある場合には、私もこまかいことは知りませんけれども、一定の計算によりましてこれを補助しているということで、運輸省のいわゆる外航船の政策によるものでございますので、運輸省のほうに予算が計上されております
そうして、先ほど言いましたように、わずか千五百名しか出ないというのに八千名という予定を立てておったということは、実際にはそれだけ必ずしも出るということがなくても、一応移住船の船隻を確保したり、あるいは渡航者の渡航費用の貸し付けというものをやっておりますが、その点で若干多く見込んでないと不足した場合には困る。
だから、さっきおっしゃるように、アメリカの船が非常に成績がいいというなら、そしてそれを目ざしてやるなら、そこを目ざしてひとつおつくりになるならいいけれども、片足はまだ移住船のほうに乗っけておいて、片足は客船のほうだ。こんなはんぱ政策ではなかなか思い切りつぎませんで、ゆるふんといいますか、ぬるま湯に入った政策だと私は思うのです。自信がない政策ですね。どっちにも自信がない。
○久保分科員 そこでこの件でもう一点聞きたいのですが、移住船補助で消席率五〇%見てやる、こういうことのようでありますが、それでは移住計画と大体合っているのですか。
○沢説明員 これは太平洋客船として運航補助をつけたのではございませんで、移住船の運航補助でございます。これは半ば政府の慫慂によりまして一会社に移住船をつくらせまして——一万名余の移住者があるという予定でもってつくらせたのでございますが、その後どんどん減ってまいりまして、最近は二千名割っております。
第五に、移住船の運航の安定と移住者輸送の合理化を図るために、必要な経費として、昭和三十九年度における移住船の運航により生じた欠損に対する補助金二億三千八百五十七万三千円と、移住船五隻のうち三隻を貨物船に転用するに伴い、船舶所有者に対して交付する助成金二億二千百三十九万六千円を計上いたしております。
第五に、移住船の運航の安定と移住者輸送の合理化をはかるために必要な経費として、昭和三十九年度における移住船の運航により生じた欠損に対する補助金二億三千八百五十七万三千円と、移住船五隻のうち三隻を貨物船に転用するに伴い船舶所有者に対して交付する助成金二億二千百三十九万六千円を計上いたしております。
第五に、移住船の運航の安定と移住者輸送の合理化をはかるために、必要な経費として、昭和三十九年度における移住船の運航により生じた欠損に対する補助金二億三千八百五十七万三千円と、移住船五隻のうち三隻を貨物船に転用するに伴い、船舶所有者に対して交付する助成金二億二千百三十九万六千円を計上いたしております。
第三に、移住船の運航費補助として大阪商船株式会社に対し一億二千七百八十一万六千円を交付いたしました。これにより、わが国の移住計画に基づく移住者輸送の円滑な遂行をはかりました。 第四に、太平洋客船研究委託費として日本造船研究協会に対し一千五百万円を交付して、客船建造に必要な技術の向上をはかりました。
今後そうした問題について、国としてその移住船に対してどのような助成をされるのか、お伺いをしたいと思うわけであります。
○政府委員(白幡友敬君) ただいまお話しございましたように、移住者の数が最近特に減ってまいりまして、そのために日本の船会社で移民の輸送にもっぱら当たっておりました大阪商船が移住船といわれるものの数を減らすということを聞いております。ところが、移住者の輸送には、ただいまのところ大阪商船と、それからこれと並行いたしましてオランダの商船も利用いたしております。
第三に、移住船の運航費補助として、大阪商船株式会社に対し一億四百五十一万円を交付いたしました。これにより、わが国の移住計画に基づく移住者輸送の円滑な遂行をはかりました。
移住船がお客さんがなくて困っているということは、そういうものを物語っているのではないか。だから、この際平和部隊までお考えになるならば、やっぱりもう一っぺん……、移住事業全部やめろ、こう言っているのじゃなくて、呼び寄せとかいろいろやってやらなければいかぬこともあるでしょうが、日本のとうとい労働力を向こうに永住させることばかり考えるのは、少し古いのではないか。
○政府委員(白幡友敬君) ただいまお話しの移住船の問題は、ただいまお話しのようなことが若干起きております。御承知と存じますが、一昨年、昨年とだいぶ移住者の数は減ってきております。しかし、私どもは必ずしも恒久的な現象であると思っておりません。いろいろ人為的な理由もあるように思われますので、今後いわゆる移住事業の体制というものが固まってまいりますと、数としては漸次伸びていくのではないかと思います。
第五に、移住船運航費補助に必要な経費として、四億六千五百十二万六千円を計上しております。これは、国の移住者輸送計画の円滑な遂行をはかるため、昭和三十八年度における移住船の運航によって生じた欠損に対し補助を行なうものであります。 第六に、内航海運対策に必要な資金として、財政融資二十五億四千八百万円を予定しております。
第五に、移住船運航費補助に必要な経費として四億六千五百十二万六千円を計上しております。これは国の移住者輸送計画の円滑な遂行をはかるため、昭和三十八年度における移住船の運航によって生じた欠損に対し補助を行なうものであります。 第六に、内航海運対策に必要な資金として、財政融資二十五億四千八百万円を予定しております。
営利事業に従事してはならぬという点は除外されるわけですが、そういう場合に、その船会社と移住船の関係で、補助とか何かそういうことをしなければいかぬということが起こった場合には、理事長は同時に船会社の利益を受ける立場に立って判断できないですから、その場合には理事長は代表権がなくなるというようなことがあり得ると思うのです。これは私はかりに想像したところでございます。
○田原委員 去る五月三十一日横浜出帆の大阪商船の南米移住船ぶらじる丸に私は見送りに行ったのでありますが、この船はおよそ千名近い移住者のベッドを用意しておるのにかかわらず、わずか七十人しか乗ってはいないのでございます。そうして、そこには海外協会連合会のただ一人も見送りに行っておらなかったのであります。学生や親類は行っております。